ガンプラMG1/100ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの素組みレビューです。

白地にリアルな色調が特徴であるVer.Kaのパッケージアートです。ツインバスターライフルに青いシールドを装備した姿が新鮮です。今作では背景に描かれるネオバード形態へ変形が可能です。
- 価格:6,050円(税込)
- 発売日:2020年11月28日

取扱説明書の表紙です。鋭い睨みの効いたアングルで組立て前のテンションが上がります。

ページをめくると劇中の印象的なポージングと各形態が掲載されています。

取扱説明書の丁度真ん中あたりにVer.Ka化にあたりでカトキハジメさんがどのように取り組んでいったのかがインタビュー形式で記されています。

ページの最後には細かくデカールの貼り位置とカラーリングの指示があります。さすがVer.Ka。デカールの貼り位置は156ヵ所に及びます。
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのランナー
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの各アングル
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの大気圏突入モード
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのネオバード形態[大気圏外モード]
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのネオバード形態[大気圏内モード]
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのポージング
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの膝立を可能にした専用ギミック
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのゼロシステム展開
- MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの総評
- 反省のおまけ…
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのランナー
最新MGキットだけあり、なかなかのランナー数です。シールはメタリックグリーンのセンサー類のみとなります。デカールはVer.Kaらしく大量にあります。



MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの各アングル

洗練されたプロポーションと緻密なディティールは究極のガンプラの一つと言えます。外装パーツには各所に小さな穴があり内部パーツのダークグレーの成型色を見せることでディテール再現しています。

背中の翼の細かな羽根は前バージョンでは軟質素材だったようですが今作でプラスチック素材に変更されています。有機的な曲線とメカニカルなディティールが完璧なバランスで融合しています。

スジボリを追加する余地がほぼないぐらいのパーツ分割と、塗装の必要がほぼない成型色の色分けも完璧です。青色も明暗2色が採用されています。

背面からみる4枚の羽根の形状はとても美しいです。羽を支えるフレームパーツはしっかりとしていて可動も渋みがあり安定します。
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの大気圏突入モード

羽休めをしている白鳥のように体を包み込める大型のウイングで大気圏突入を可能にしています。天使を思わせるフォルムです。

MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのネオバード形態[大気圏外モード]

Ver.Kaで実現したネオバード形態です。シールドが青色にリファインされているので配色的な一体感が増しています。思った以上に戦闘機的スタイルが表現されています。

正面からのアングルではツインバスターライフルが目を引きます。

側面から見るとツインバスターライフルが下を向いてしまいました。ウイングシールドのサイドにある接続部に取り付けるのですが少々保持力が低いです。

下面からのアングルでは大型の2枚の羽根が大気圏外で本体をガードしている雰囲気が出ています。

後方からのアングルは本当の鳥のようです。
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのネオバード形態[大気圏内モード]

大気圏内モードでは4枚の羽根は背中側にセットされます。このフォルムの羽根の見た目は獲物を狙う鷹のようで躍動感があります。
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのポージング
- ウイング展開ポーズ

ウイングガンダムゼロと言えばウイングを展開したこのポーズ。両足の股関節が前後にスイングできる機構で簡単に足をそろえられます。
- ツインバスターライフル構え01

ツインバスターライフルを構えるこのポーズもウイングガンダムならではです。2つのライフルはそろえて接合保持ができる機構です。また、腕部に専用の接続穴がありライフルの接続部とつなげることでしっかりと保持できる仕組みになっています。
- ツインバスターライフル構え02

- ツインバスターライフル構え03

- ツインバスターライフル構え04

- ツインバスターライフル構え05

ツインバスターライフルを構えてのウイング展開ポーズは神々しいです。
- ビームサーベル&ウイングシールド構え01

サーベルを構えたポーズは天使や聖騎士を思わせます。ほんとうに完成されたプロポーションのキットだと感じさせられます。
- ビームサーベル&ウイングシールド構え02

- ビームサーベル&ウイングシールド構え03

- ビームサーベル&ウイングシールド構え04

- バストアップ斜視01

アップで見るフェイス形状は眼光が鋭くイケメンです。
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの膝立を可能にした専用ギミック

本キットの注目ポイントは膝立ポーズにあると思います。まるで歴戦の傭兵のようなこのポージングはなかなかのモノです。これを可能にしているのはふくらはぎの外装パーツを展開することでモモとスネがピッタリと付くようにできることと、つま先に小さな可動があることで再現可能になっています。


通常のふくらはぎは普通の見た目です。

通常のふくらはぎ状態だと膝の可動はここまで。

専用ギミックのふくらはぎ展開はここまで開くことができます。

ふくらはぎ展開状態だとガッツリ膝を曲げることができます。この発想が凄すぎます。
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのゼロシステム展開
- ゼロシステム展開時

耳に当たる箇所を跳ね上げ、胸のカバーを上下に広げることでゼロシステム展開状態の再現が可能です。また、両肩にあるマシンキャノンも開閉できます。
- ゼロシステム非展開時

MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaの総評
初のMG Ver.Kaでした。とにかくカッコ良いキットでした。どのパーツをとってみても形状的にスキがなく素晴らしいモノでした。価格が10,000円越えと高価でしたがそれも納得の出来でした。2年間ほどHGのキットを中心に製作してきたので良い経験ができました。MGのクオリティーは伊達じゃない。最新のMGキットは半端ないですね。今年はMGガンダムMr-V、HGΞガンダム、RGHi-νガンダム、HGナイチンゲールなど注目キットが大量に投入される年になりますので楽しみです。昨年の8月から更新が滞っていましたが、再始動です。今年はコンスタントに記事をアップできるように頑張っていきます。良かったら登録&いいね!よろしくお願いします。
反省のおまけ…
おまけというか、今回の素組み時にやらかしてしまった報告です。私のキットだけだったのかもしれませんが手首を接続するポリパーツがきつめだったのか手首を差し替えようと引き抜いたらボールジョイントの軸部分から引きちぎれてしまいました。そのため、ピンバイスで穴を開け軸を打って補修しました。はじめてのVer.Kaだったので各パーツが繊細で取り扱いに注意していたのですが…なので、今後はきつめだなと感じたらあらかじめ接続部をヤスって調整しようと反省しました。実はこれだけではなくウイングシールドの黄色い羽根パーツの鋭角な部分も割ってしまいました…MG作る時は細心の注意をもって臨もうと思います。


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